2011年4月13日水曜日

エコハウスの断熱性

今回、町自体あるいは建築単体がインフラに相当依存しているということがわかった。原発の破壊による停止による停電の影響で、住宅で使われるエネルギーの縮減が求められている。また、山形は地震や津波による直接的な被害はなかったが、もっとも寒い時期3月に2日以上の停電や携帯電話の不通がおこった。

携帯電話はともかくも、暖房も何もかも電気がないととにかくなにもつけられない。誰しも寒かった。でも、そのなかで山形エコハウスだけは18度くらいをずっとキープしていたそうだ。今の私たちは家がもっているシェルターとしての役割を忘れかけている。自然から守り、くつろぎ休まるスイートホームは外敵から身を守るということを。電気や情報に接続していることで、あたかも物理的にも守られるような印象があるが錯覚だった。

その点、エコハウスの断熱性の良さは熱の出入りが極端にすくないということで、外からの影響を受けにくく快適だった。
この話をするとかならず、それは冬の山形だからといわれる。だが、考えてほしい。東京で3日間停電したら、おなじことになりはしないか。家がその場合に、快適かどうかは非常に大事な要素になるのだと思う。

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