さて、すっかり報告が遅くなってしまいましたが、山田町その後です。町役場の小原さんによると設営した次の日に、春一番が吹いてそれまで使っていたテントが飛んでしまったそうで、設営はベストタイミングだったと聞きました。
もともとニコニコフレームは間仕切り用に考えられていて、建具とかがついていません。木造なので、加工もしやすく、とにかく、シェルターとしてのかたちをつくることを優先しました。ある意味、未完成、またはカスタマイズする余地があると言えます。
私たちがフレームをつくったあと、町の大工さんがいろいろ工夫してくれ、いろいろなカタチに発展しています。
フレームのかたち
テントの布地で防水が強化され、窓がついた。風で飛ばないよう、ロープで固定されている。
炊き出し場として使われている。棚や照明も一工夫。アプローチも工夫され、庇や床もすのこで。
ホースリールを利用したシンクの水栓。うなるディテールである。
まったくちがったファサードの展開も。これはもう一台のバリエーション。
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