2011年4月14日木曜日

Switch OFF!

・現在は自然エネルギー10%くらい(水力が4%)
・現在は1/3が原子力
・現在の原発の地震に対する設計強度 300ガルぐらい(関東大震災レベル、阪神淡路( 700ガル)では壊れる。)
・火力とかは20〜30%で運転していて余力はある。
・現在のライフスタイルは電気使い過ぎ(と思う。)


さて、私は率直に思う。原発一回止めようと。でも、推進派の人はここで、止めてはいかんのだ。一度止めたら二度とだめだからな。と思っている。どう出てくるかわからないがほとぼりをさめるのを待っている。
でも、本当にほとぼりさめるの??

現在、地震が多発している。震源地も動いている。これで311と同じ規模の地震が来たら、誰がどう責任を取るのだろう?東京電力以外の他の電力会社も。簡単にいうと即刻止めるべきなのである。

止めてから次にどうしようか考えよう。よく技術を発展させていくうえで必要なことは「見える化」だと言われる。まず、目標を見てそれに合わせて、いろいろ検討するのだ。だから、今電力量がどのくらい必要か見せてはもらいたいと思う。それを見て、どこも我慢ができないというなら、原発をまわそうよ。

それができないというなら、対案は簡単。原発を止めた方がいい。

もう一カ所、福島とおなじような場所が日本にできたら、少なくとも東京は立ち直れない。浜岡だったら、首都は挟まれる。福井だったら、東京は地方を切り捨てたと言われるだろう。女川だったら、東北から人がいなくなる。そういうのをリスクヘッジっていうんだと思う。

まず止めよう。それから考えよう。

2011年4月13日水曜日

エコハウスの断熱性

今回、町自体あるいは建築単体がインフラに相当依存しているということがわかった。原発の破壊による停止による停電の影響で、住宅で使われるエネルギーの縮減が求められている。また、山形は地震や津波による直接的な被害はなかったが、もっとも寒い時期3月に2日以上の停電や携帯電話の不通がおこった。

携帯電話はともかくも、暖房も何もかも電気がないととにかくなにもつけられない。誰しも寒かった。でも、そのなかで山形エコハウスだけは18度くらいをずっとキープしていたそうだ。今の私たちは家がもっているシェルターとしての役割を忘れかけている。自然から守り、くつろぎ休まるスイートホームは外敵から身を守るということを。電気や情報に接続していることで、あたかも物理的にも守られるような印象があるが錯覚だった。

その点、エコハウスの断熱性の良さは熱の出入りが極端にすくないということで、外からの影響を受けにくく快適だった。
この話をするとかならず、それは冬の山形だからといわれる。だが、考えてほしい。東京で3日間停電したら、おなじことになりはしないか。家がその場合に、快適かどうかは非常に大事な要素になるのだと思う。

2011年4月8日金曜日

ニコニコフレームについて

簡易間仕切りシステム “ニコニコフレーム”について説明します。

一般的な仮設住宅は薄い鉄板でつくられます。軽くて取り回しもいいのですが、最後はゴミになってしまいます。
ここで提案するのは在来木造のプレカットでつくられた2.5mx2.5mx5m のフレームです。ちょうど7.5畳ほど。
室内の間仕切りにも使えるし、外にも使える。これは、東京から避難していた森さんが宮崎の木材屋さんと考えてくれたものですが、いろいろと応用が効くだろうと考え、まず、つくろうと。
大きさは、トラックの荷台にものる2.5mを基準にしてます。ちょうど、2,5mのフレームが2こなので、ニコニコフレームとしました。
今回は川上木材さんの提供ですが、図面があれば誰でもできます。避難所がたらない、合板がないといういま、木のフレームは日本全国どこでも調達できます。


ユニットサイズ
(2500mmx2500mmx5000mm)

特徴
木に囲まれた癒される空間
もたれかけられる間仕切り壁がある
横になれる床がある
そのままどこかに移動できる
解体すれば薪になる、でもゴミにならない。
プライバシーのレベルに応じて間仕切りの高さを自由に調節
国産の杉材を活用したパネルを使用
素人でもXX時間で組み立てられる(やってみないとわからないので、土曜日に)

提供価格:(調査中)


全国各地で始まった被災者一時受け入れ態勢の活用や、被災地の避難所生活でのストレス軽減により、長引く避難所生活を強いられる被災者の心のケアを!
質の悪い仮設住宅の大量生産は、東北地方のエネルギー依存の暮らし方を助長します。
長期的な復興計画による正しい性能の仮設住宅を提供しましょう!

フレーム購入希望者は川上木材まで
TEL:0985-47- 2834
info@kawakami-mokuzai.jp
(担当:福原)

企画  一般社団法人パッシブハウスジャパン+東北芸術工科大学
協力  チーム宮崎 (株式会社川上木材、ランバー宮崎協同組合、有限会社サンケイ)

2010年7月6日火曜日

世界第3位の国

あれっ、日本は今世界でGDPが何位だろうって思って、インターネットで調べた。その資料は2008年までしかなかったので、日本はアメリカについで2位。現時点では中国に抜かれて第3位のはずだ。
2008年のデータでは、世界が5500兆円、アメリカ1426兆円、日本492兆円、ドイツ366兆円、フランス286兆円、イギリス267兆円と続く。人口あたりでいくとアメリカは日本の2倍程度の人口で3倍だからやはり豊かだ。中国は日本を抜いていても人口あたりにすると10分の1程度。ヨーロッパはやはりそれなりに豊かだ。
ところが、日本にいるとそんな気は全然しない。いったいどうなっているのだろうとすら思う。中国人が日本の国債を買っているからかもしれない。でも、世界第3位といえば、ダントツ、トップクラスである。世界3位の国の人が将来を悲観していたら、世界はもっと悲観しなくてはならないが、ワールドカップではみんなもっと楽しそうだ。別にそれだけではないが、国民一人あたりの所得は低いはず。
一方で確かに不安材料は多くある。少子高齢化に伴う労働力の低下。国家の予算90兆円に対しての、国債発行44兆円。公債の残高880兆円という歪な予算の構造。政権交代してもあまり変わらない政治。リーマンショックに続いてこの先、景気がどうなるかわからないという不安。あと、高齢者が豊かでそれ以外ではそれほどでもないという説。昼間のフィットネスクラブのヨガ教室はそういう人だらけだと家人がいう。
そういったものをうけて、国民の幸福度はそれほど高くない。みんな不満というより、不安である。この先どうなってしまうのだろうという不安。この国がどこに向かっていくかまったく見えない。
借金漬けと言ってもまだ、破綻したわけじゃない。これからそうなるかもしれないという不安である。ただ、それに向かってなにも動けないといういろいろな制度の硬直度が問題である。
いろいろ調べていくと、借金漬けでも、黒字に向けての財政改革では、予算を11.4〜14.3兆削減すればよい。通常予算90兆からみたら、2割削減で良いのである。特別予算も入れれば、200兆のなかで考えればよい。フローで動いているお金の5%だ。すこし、財布のひもを絞ればよいだけのような気がする。ところが、実際は拡大成長を前提としているので、財布のひもはなかなかきつく縛れない。
いっそ、民間の会社立て直し会社でもいれて、無駄な公務員をリストラしてみるのがいいように思う。

2010年7月5日月曜日

山形県幹部職昇進研修に関してのメモ

現在のニッポン(しゃべってないことも調べたことは全部書いてあります。)
2050年というキーワードでの研修


世界3位のGDPを持ちながら、あまり豊かにはおもえない。
先が見えぬからではないか。指導者の年齢が心配。世界のリーダーはいま40代(オバマ48、キャメロン43、メドベージェフ45。菅さんは63。2050年のことまで責任をモテない。)世界のGDP 5431兆円、アメリカ1839兆円、日本492兆円、中国440兆円後に、日本を抜かす。ドイツ366兆円、フランス286兆円、267兆円イギリス、231兆円イタリア、167兆円ロシア。スペイン161兆円、ブラジル157兆円。G20、2013年までに日本を除き、財政赤字を半減。2010年日本の事情、88兆の予算。(特別の歳入入れると200兆。剰余金180兆超えると言われる。)24兆社会保障、20兆国債償還、16兆地方交付金。これで全予算の2/3。全部の借金882兆。年間、11,4〜14.3兆の歳出削減。健全化には5%削減。難しくなさそう。(←ここだけ、わたしの感想。他はYahoo! news 国家財政やwikipediaから転載。GDPに関しては概算として、1USd$=100円で計算)

一方で、2050年には人口が8500万人。1970年代レベルに。
山形の人口は120万人から80万人程度になる。現在
これも都市部に集中すると郊外部の人口は60万人から20万人。
都市部に山形から人が流れたら、もっと人は少なくなる。
限界集落や消滅集落も出てくるかもしれない。
ほんとは、中心市街地を農業や林業のものを持ち込んで、農家レストランなど作ったらよいのではないか。あるいは福祉や医療の町を造るべき。でも、中心市街地は商工課、農林業は別の課。いまのままの組織では横断的な取り組みができない。
また、人口減による歳入の減少も考慮すべき。民間が使えることは、銀行の窓口業務のように民間へ。(銀行では窓口業務はほとんどが派遣。)市民と共同しながら働く職員のイメージを説明。

環境的には2050年には世界でCO2削減50%。先進国は80〜90%削減。
2030年に鳩山さんが国連で25%削減を約束。代表が変わっても約束は約束。
USAは2030年までにカーボンニュートラル化、EUは2020年までにカーボンニュートラル化。住宅はいろいろなエネルギーのなかで劣等生。バイオマスエネルギーはCO2の排出量を数えないこと説明。原子力はCO2は出さないが危険なことを紹介。試算では1000基以上の発電所が必要。日本のクルマがそうしたように燃費の性能をあげ、断熱性能を上げるべき。その上で、自然エネルギーへの切り替えを。山形エコハウスの紹介。(土日に観たいとの要請が。)1地元材の活用。2省エネルギー。3バイオマスエネルギー、太陽電池などの自然エネルギー活用。エコハウスはプラスエネルギーハウスとして機能していることを説明。

2010年5月25日火曜日

中心市街地の活性化

今までのような商店街に戻すのは所詮不可能である。ただ、商店街が存在意義を失ってしまうかというとそれもまたそうは思わない。ただ、いままでどおりの方法でやっていても対処療法的にならざるを得ない。
いくら中心市街地活性化の資金(略して中活)をいれても、そんなの意味ない。
世代交代しない商店街に先はない。もっと根本的に直していかなければならない。
ではどうするか。

□商店街を高齢者の町にする。
まずはクルマに乗って、郊外型ショッピングセンターに出かける人を呼び戻す必要はない。ショッピングセンターは便利にできている。それにはそれの理由がある。便利に作れば、人が来ることがわかっているからだ。そうできているが、耐久性はない。そこにコストを描けると回収しにくくなる。だから、ときどき新陳代謝して、古いところはつぶれて、新しいところにできる。だから相手にしてはいけない。
でも、クルマに乗ることが億劫になった高齢者にとって、その移動は死活問題になる。基本、歩いていける商店街は歩いて来られる人を対象にすべきである。商店街がいくら駐車場を作っても、ショッピングセンターには負ける。

さて、高齢者にとって歩いていけるところにある町は重要である。クルマにしか乗れなくなったら、デイサービスの送迎がついて、デイケアで車いすに乗ってしまう。そうなると退化していく。歩けるうちは自分で歩くことが重要である。中心市街地は実は、安全と安心がある町である。声がけ運動など復活させたらよい。それが商店街の魅力になる。
だから、住宅を誘致する必要がある。住宅をたてやすいように、融資をすればいい。あるいは、中心市街地に住宅を建てると固定資産税をさげればよい。それ以前に、中心市街地の土地の評価をちゃんとしなくてはいけない。おそらく高止まりをしている。あるいは、住宅を建てることに補助しなくてはいけない。

□病院や地域医療の出張機関とする。
住宅があって、商業があって、あとは病院や地域医療の出張期間が必要だ。とにかく、出かける場所が必要である、そういうコミュニティの場所を作る必要がある。もちろん、商店街も努力する。目指す雰囲気は巣鴨のような場所である。歩いて病院に通う。

□若者に起業ささせる。
さて、そこで必要なのは新しい活力である。これは若者に限る。いままでの既存の考え方ではサービスに新しさが生まれない。ぜひ、若い人に託すべきである。これにまちづくり的な要素を加えることも必要である。

□どんな町にするか。
実はもう一つの要素がほしい。その町が他の町とちがう何かがほしい。エコロジカルな新しさでもいいし、商業的ななにか、あるいは歴史的ななにか。なんでもいいが、隣町とはちがうこと。それが重要だ。町の人はあるのが当たり前になって、とても魅力的なことに気がつかないことがおおい。外部の目を入れて、なにが特徴か判断しよう。

っていうことを県の課長相手に午前中しました。そしたらそれは、すでに都市政策の問題で、首長さんがよほど積極的にやらないとできるはずがないと言われてしまいました。
なるほど、そうかもしれない。

そこで、そういうことを積極的にやる首長さん、大募集です。
ちなみに山形県や東北に限りません。

2010年5月16日日曜日

エコハウスのデザイン

まず、この山形エコハウスは、おそらく日本に現在あるエコハウスの中でも、かなりな高性能な建物である。それは熱貫流率といった数字で表される器としての性能である。この数字はクルマを語る時の燃費の話しと似ている。燃費がいくらかは経済性にとって大事だが、クルマを評価するときの一部のデータでしかない。燃費がよいクルマは、それはそれで魅力だが、クルマの魅力は燃費が勝負だ。というのは間違いである。クルマの魅力は他にあるように、住宅という建築に関してはこの性能はひとつの指標でしかない。
そうはいっても、この器の性能の高さはそれだけで大きな魅力である。なんといっても、省エネルギーが徹底されているので、設備の負担が小さく、冷房や暖房の設備が目立たない。暖房や給湯のペレットボイラは十分に小さいし、冷房はエアコン1台である。これで実際に足りているかは実証実験の大きなポイントだが、大きな問題はないだろう。
 さて、設計を進めていく上で熱のデザインに関して、十分に検討した。器の断熱性能のために、太陽熱を効率的に使う必要がある。夏の高度が高い太陽光線を遮り、冬の高度が低い太陽光線を取り入れる。断熱性があがると中間期の日射の進入が問題になるが、熱をこもらせなければよい。これらのことは、エコハウスと言わずとも、普段の設計でも当たり前に考えることである。
また、中間期から夏期にかけての室内の通風も考えなければいけない。これも、通常考えることである。エコハウスと言っても通常の設計と何ら変わらないのである。技術の問題は、程度の問題であって、数字の問題であるが、それは設定の問題である。どこに設定するかは社会の制度の問題にも密接に絡むが、設備のイニシャルコストが下がるというところまでで設定しないとあまり意味がないように思う。さて、ここまでは自然の力をうまく使いデザインに取り込むということは今までの住宅の設計となんら変わらない。
 ただ、ちがう点は大きく一つある。器の性能があがっているので、熱の出入りがない。したがって、空気の対流も起きず、空気の温度はどこをとっても一定なのである。だから、2階の気温が高く1階が低いということがない。だから、吹抜けがあっても全く問題ない。空気がひとつながりでワンルームにできる。どこまでも空間がつながるから、場所が連続的になる。空間的にはこれはいろいろとおもしろい。閉じることができることも必要だが、開けたらすべてがつながっていくという空気のデザインができる。そこでできたのが、今回のエコハウスである。未来の住宅に書いたように、空間がより連続するように半階あがったスペースを設け、その地下を設備置き場とした。ここは薪ではなく、ペレットなど設備的なものもおかれている。

さて、外観は木を素地で使った。塗装しないと色が変わるのは織り込み済みである。変色したシルバーグレイの佇まいを目指している。古来より家は木でつくられ、そのように変色していた。現代の生活を成り立たせる室内環境でこれが同じことができるかどうか。これもひとつの実験である。形に関しては、太陽光パネル、太陽熱温水器などの効率から南側の長い切り妻を選択した。山形でもよく見かける形である。今回の普及啓発のための第1弾として、当たり前の形を選択した。ただ、これは敷地の形状、方位などさまざまな条件で色々なバリエーションがあると考える。